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対処はできたものの、やってしまった感じが残って仕方がなかった。
もう後頭部のことを考えるのはやめよう。
授業が終わり、放課後になると、勇気が一緒に帰ろうと言ってきた。
帰り道を歩いていると、
「今日の二人は凄まじく可愛いぞ!今日こそおまえに彼女作らせてやるよ!」
俺はそう勇気に言われるが、さぁどうかなと思っていた。
俺が気に入っても、相手が気に入らなかったら、彼女を作らせるもクソもない。
「勇気さぁ!?なんで俺に彼女を作らせようとしてるんだ!?」
なんとなく理由は分かるんだけど一応聞いてみる。
勇気はその質問に困惑しているみたいだった。
「んー?なんでだろ?なんかムカつくんだよな!俺とおまえってなんとなくそうゆうとこ似てるじゃん!?」
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