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確かに、勇気の言う通り、俺もそう思っていた。
勇気も彼女を作らず、いや勇気の場合、特定の人物を作らない。
付き合わずして、何人もの女の子と遊ぶのが好きなのかなと俺は思っていた。
俺には俺の理由がある、勇気も勇気で理由があるとは思う、俺はそれをあえて聞こうとは思わなかった。
河原の道をずっと歩いている俺達、
「じゃあまた連絡する!じゃあな!期待しとけよ!」
いつもの別れ道で勇気が笑顔で手を振り、帰って行く。
それから俺は一人歩いていると、何故だか緊張してきているのが分かった。
いつも女の子と遊ぶ時、妙に緊張する。
ソワソワと落ち着かなくなりながら家へ入った。
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