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休憩時間に俺はトイレへ行こうと教室の外へ出た。
ちょっと我慢していたから、足早にトイレへと急ぐ。
トイレに着き、入ろうとすると、そこで彼女の声が聞こえてくる。
彼女とその友達3人が、その場所でお喋りをしていた。
「神川くんってさぁ……」
俺の話し?
めちゃくちゃ気になって、トイレに入るのを止めて、耳を澄ます。
「なんかねぇ……顔はかなりイケてるけど、一緒にいてもつまんないし、退屈なんだよねぇ!別れよっかな!?」
笑いながら言う彼女の言葉に愕然とした。
まさか、そうゆう風に思われていたとは予想もしていなかった。
俺と遊びに行っても、いつも笑顔の彼女がそう言うのか、あの笑顔は偽物?
俺はそう不信に思っていたその時、彼女から信じられない言葉を耳にする。
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