俺のデジモン

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どこかの国のように延々と続く砂の地。限度を越える太陽の暑さには、根をあげてしまいそうだ。 見渡す限り、何もない。目的地まで、あとどれくらい歩けばいいのだろう。 「もうだめぇ。休もうダイキ」 疲れがピークに達したのか、砂に倒れ込む。 しかし、砂は炎天下にやって温められた鉄板と同じ様なもの。 「あぢぃ~!」 案の定、飛び起きた。 「うるさい! ウリボモン」 ウリボモン 成長期ワクチン種獣型デジモン 見た目によらず、皮膚は厚く覆われている。 必殺技は突進力と素早さにより、全身に炎を纏うファイアアタック
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