近づく未来

12/14
前へ
/194ページ
次へ
キ「……君が何故此処に呼ばれたか……わかっているよね??」 纏う気配が変わる。 欝すらと開かれた瞳に浮かべられた微笑みに、自然と姿勢は正された。 ゼ「はっ………」 紡がれるはずの言葉は喉に張り付いて出て来ない。 嫌な汗が流れる。 これは……自分と大差ない青年なのか?? 何時までたっても体が動かない。 そんな時やはり彼女はやらかしてくれる。 ラ「キラ……」 キ「ラクス」 ラ「お顔が怖いですわ」 キ「え、そうかな??」 ラ「えぇ……ね、バルトフェルト隊長」 バ「お―怖かったぞ―」 キ「それは……ごめんね」 いゃ… 謝られても… _
/194ページ

最初のコメントを投稿しよう!

118人が本棚に入れています
本棚に追加