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菊乃「う~ん……どっちが良いかなぁ」
凪「どしたっスか?」
菊乃「あ、凪ちゃん。
あのね、赤と青、どっちの耳飾りが良いかな?」
凪「菊乃だったら、赤い方じゃないっスか?」
菊乃「そっか。ありがとう」
凪「って菊乃、どっか行くっスか?」
菊乃「うん。これから時ちゃんに会いに行くの」
凪「へぇ~……昔の友達っスか?」
菊乃「違うよ。
ほら、こないだお祭りで会った猫ちゃん。覚えてない?」
凪「にゃっ!あの時の馴れ馴れしい猫っスか?」
菊乃「うん。一度会って話がしたいんだって」
凪「それって、デートじゃないっスか!」
菊乃「違うよ~。ちょっとお茶するだけ」
凪「それがデートっスよ!」
菊乃「でも、時ちゃんはいい子だから」
凪「にゃ……そういう意味じゃ……」
菊乃「ともかく、ボクはこれから出掛けるから、後よろしくね」
凪「にゃにゃっ!?」
菊乃「じゃあ、行ってきます」
凪「にゃっ!ち、ちょっと待つっス……」
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