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気持ちのいいエッチをようやく知ったあたしは、寝ても覚めてもリョウが欲しくて堪らなくなってしまった。
心が欲しかったのか身体が悦かったのか、そんな難しいことはよく判らない。
だけどあたしはただ、リョウが欲しかった。
リョウもそんなあたしを可愛いと思ってくれていた。
と、思う。
すっかり馴染んだピアスごと、リョウがあたしの耳を喰む。
歯とピアスの金がこすれる音が、直接響いた。
「マナ、感じるの?」
あたしをマナ、とペットのように呼ぶリョウは、少し興奮しながらゆっくりと動く。
ただせわしなく痛いだけだった前の人と比べる気はないけど、リョウはホントに21なんだろーか、と思う。
リョウは女のイイトコロが気分や体調に左右されることをよく知っていて、逆にあたしにそれを教え、抱き合う度慎重に、丁寧に探ってくれた。
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