猫又

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夢見が悪いとはこの事なのだろう 一言で言えば重い。 何が?頭が?いや顔が。 「華~?」 呟きつつ目を開けると闇だった。 というか…若干グレー? 「なー」 「お前…顔の上で寝るとか…」 ふんわりした塊を優しくおろす。 こいつは俺を主人と思っていないはずだ。いや、絶対に。 「今日友達来るから大人しくしてろよな?」 「なー」 同意と見てよろしいですね?いいんですよね? はっきり言って華はデレデレだ。華に対しても俺はデレデレだけど。 いなくなるのが怖い。だから甘くする。
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