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「おはようございまーす」
タイムカードを押すために事務所の扉を開く。
「おはよう、あら…華ちゃんまたついてきたの?w」
事務員のおばさんは笑いながら華を見る。
「毎度すいません…休憩室に連れて言っていいですかね…」
「大丈夫よw華ちゃんは誠宏くんのお嫁さんみたいねwww」
「笑いごとじゃねーっすよwじゃ、失礼しましたー」
以前から会社についてくる。または我慢できないのか後から匂いを追いかけ会社まで来る。それが華のデフォルト。
いつの間にか会社で華はアイドル的存在になっていた。もしくは俺の嫁
そして、休憩室と事務所には華の餌が常備されるようになった。
お前は幸せだと思うよ。うん。
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