置き去り

10/16
前へ
/33ページ
次へ
「あれ?真ちゃん?」 声がする方を振り返ると、そこにはいつも気がつくと傍にいる、黒髪の青年が立っていた。 「どうしたのさ。今日部活ないよ?」 そう言いながら笑って近付いてくる高尾を、緑間は抱きしめずにはいられなかった。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加