置き去り

4/16
前へ
/33ページ
次へ
『最愛の人が離れていってしまう危険性が――』 (最愛の、人……) 彼の脳内に、1人の好青年が浮かぶ。 いつも一緒にいる彼の、笑っている顔が。 そう思うと、いてもたってもいられなくなり、彼は家を出た。 いつも欠かさず見ているラッキーアイテムも見ずに。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加