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浅葱「よーし!挨拶行こう!」
香澄「挨拶?」
浅葱「ほら、今日から新しいシリーズじゃん。だから、これから会う人に挨拶しなきゃ」
香澄「そっか。そうだよね」
時「あんた、場所分かるの?」
浅葱「調べたの調べたの」
時「ふーん
で、誰なの?相手って」
浅葱「天使と悪魔」
時「えっ?また悪魔?」
浅葱「うん。そうみたい」
香澄「今度はどんな悪魔さんかな」
時「まともな人がいい」
浅葱「まともな悪魔なんているの?」
時「……」
香澄「そうだ!パン持ってこ?」
浅葱「うん!そうだね。きっと喜ぶよ」
時「でも、場所分かるの?」
浅葱「うん。それなんだけどね」
香澄&時「「?」」
浅葱「パン屋のビルの2階の事務所で働いてるみたい」
時「えっ」
香澄「そうなの?すごい偶然」
時「そういえば2階は事務所だったけど、何の事務所?」
浅葱「だから、天使の事務所じゃない?
それと、3階がその天使の自宅なんだって」
時「あのビル知り合いばっかり……」
香澄「1階がパン屋で、2階が事務所。3階がその天使の自宅で、4階が聖さんの病院。5階が空き部屋で、地下1階が都さんの探偵事務所……。本当だ。知り合いばっかりだね」
時「世間って、狭いわ」
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