中米からの使者

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クーリア「えっ?神様? いや、よろしくって……もしもし?もしもし!?」 コルト「電話?」 クーリア「そうよ」 コルト「ふうん」 クーリア「急だわ……。急に言われても、こっちには手が空いてる人が……」 コルト「?」 クーリア「……コルトじゃ無理ね」 コルト「んだと!?」 クーリア「言っておくけど、神様の相手するのよ?悪魔のあなたにできるわけないじゃない」 コルト「いや、できる」 クーリア「貴女の問題じゃなくて、わたしの問題。悪魔を部下にしてるってわかったら、わたしの立場が……」 コルト「うるせえ!つーか、部下じゃねえ」 クーリア「はいはい。 さて、どうしようかしら……」 コルト「話くらい聞かせろよ」 クーリア「簡単に言えば、天界の田舎から、神様が来るのよ。なんでも友達に会いに来たとかで。で、ここの案内を頼まれたの」 コルト「へぇ~」 クーリア「後少しで、駅に着くって今天界から電話があった訳なんだけど、はぁ……」 コルト「よし!じゃあ駅行ってくる!」 クーリア「えっ?ちょっとわたしの話聞いてた?」 コルト「ん?もう少しで駅に着くんだろ?」 クーリア「その前よ。わたしの立場ってものが……」 コルト「んなもん知るか」       バタン! クーリア「あっ!まったく……。 あいつ、神様の容姿解らないでしょうに……」
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