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過疎が進んだ小さな村。
山と海。それ以外何もない様な田舎。
村民はその大半が、漁業と出稼ぎで生計を立てている世帯ばかり。
長閑(のどか)と言う言葉がピッタリと当てはまるその村は、大半が高齢者ばかり。若い世代は大半が村を出て、新たに竈を構える者ばかり。
残る者は、大半が家業の漁師を継いだ者位である。
そんな村に存在する小さな小学校には、通う生徒は全校でも数名しか居ない。
子どもは片手で数えられる程度しか居ないのだ。
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