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刹那と佐奈が生まれて5年が過ぎようとしていた。氷神家の庭で男の子と女の子が楽しそうに遊んでいた。
そう。刹那と佐奈である。刹那はその頃にはすべての属性の魔導書を完全に覚えていて、たくさんの人々から期待されていた。
佐奈「お兄様今日は誕生日と魔力測定ですね。」
刹那「あぁ、そうだね。」刹那は少し不安そうに言った。
佐奈「不安なんですかお兄様?大丈夫ですよお兄様なら。何たって私のお兄様なんですから。」
佐奈は自慢気に言った。
刹那「いつから僕は佐奈の物になったんだい?まぁ、ありがと、少し気分が楽になったよ」
そう言うと刹那は佐奈の髪をクシャクシャと撫でた。
佐奈「//ふにゃ~~//」
顔を赤らめながらそう言った。
執事「刹那様、佐奈様、隆矢様が書斎にてお待ちです。」
刹那「あっ、ありがとうございますアルスさん。」
そう言うと刹那は佐奈の頭から手をはなした。すると、佐奈はアルスを思いっ切り睨みつけた。
そうするとアルスは佐奈の殺気?に気づいたのか焦りながらも2人を転移で送った。
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