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「ほら。静かにして?」
教室に入ってきたのは、この前きたばっかりの若い女の新人教師だった。
「それじゃあ授業始めまーす。みんな知っての通り私は魔法が使えます」
「……ホンマすか?」
「なので今日の授業は魔法について勉強し……きゃっ」
教室の窓ガラスが全部割れ。3階なのに外から誰かが入ってきた。
「おい。マニュ・レクレス・ボリュレニーニュラス!お前を捕まえにきた!」
「誰がお前等なんかに捕まるもんですか!外に出なさい!私の力を見せてあげるわ!」
「我等の力を甘く見るといくらお前でも痛い目をみることになるぞ」
そう言って外へ飛び出した。3階なのに。さすがにみんなビックリしているだろうと沙耶は周りを見渡す。みんな普通なノリで近い席の人と話をしていた。
普通じゃないのは自分なのか。と一瞬思うが、外を見て自分が普通なのだと思い込むことにした。
外では、ドラゴンボー○なみに凄い戦闘をしていた。
先生は髪が金髪になっていた。
「……ホンマすか?」
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