普通を壊した一日

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怖くなって逃げだした沙耶。 急いで帰っている最中にある中年のおじさんに話しかけられた。 「ねえ。沙耶」 「……あなたは誰ですか?なんで私の名前を……」 「私!私!佳菜子だよ!」 「……ホンマすか?」 「死んだ後、目が覚めたらおじさんになってた♪」 「……ホンマすか?」 「まぁいいんだけどね。凄い力を手に入れたし♪みててっ!」 いきなり呪文を唱えだした佳菜子。いや………おじさん。おじさんは呪文を唱えだし、手を天に向けて大きく上げた。 「はああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!………………………。私が最強なんだあああああああああああああああああ!!」 手から大きな光が飛び出し、上に向かって勢い良く飛び出した。そして雲が丸くなくなっていた。 「……ホンマすか?」
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