普通を壊した一日

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「私の家ねぇ~。燃えちゃったの。2階が私の部屋だから逃げ遅れちゃって……。私以外は助かったみたいだけどねっ♪たぶん家見てみれば燃えたのわかるし。そこらへんの人に聞けば私のこと沙耶にしか見えないことがわかるよ?」 「ホンマすか~……」 もうすでに頭が追いついていない沙耶に佳菜子は追撃をしかける。 「家を燃やした犯人わかるんだけど死んじゃったから言えないし…。だからっ…沙耶に言うね?犯人は…沙耶のお父さんっ♪」 「お父さんは本当はお母さんだから、お母さんが本当のお父さんってことでお母さんが犯人なのね?」 「違うよっ!お父さんだって!まぁそんなどうでもいい話は置いといて……」 「えっ………ホンマすか?」 「私の願い…聞いてくれる?」 「え………あ………まかせて………親友でしょ……」
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