138人が本棚に入れています
本棚に追加
「――はぁ…死にそう」
血が足りなくて足がふらふらする。
おじさんは寝てるし、僕も髪を乾かして寝よう。
篠原さんの部屋に行き、ベッドに座る。
篠原さんの部屋、必要最低限の物しかないや…
ベッド、勉強机、資料棚、スタンドミラー、クローゼット。
あとは細々としたものはあるが大体こんな感じ、
シンプルだよなぁ。
ああ、でも
スタンドミラーに映る篠原さんの風呂上がり姿は可愛い……
ああぁー!!
すみません篠原さん。
今邪な目で見てしまいました…
明日は早く起きて準備しよう…
篠原さんの無遅刻無欠席を守らなければ…!
「流香ー…明日の朝ご飯は和食がいいんだが」
「おやすみなさい!」
そうか、朝食も作らないといけないのか……
篠原さん大丈夫だったかなぁ。
――その頃の篠原流香。
ふむ、男の身体は保険の授業で見たが幾分か違うな……
この部分とか特に感触とか不思議だ。
「六斗ー?何時間お風呂入ってるの、のぼせるわよ?」
「ああ、わかった」
ふむ
これは、中々興味深いな。
また明日にでも月見里に訊くか…
お風呂で男の身体を研究していた。
最初のコメントを投稿しよう!