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「主、そろそろ…。」
「あかん、いつもの癖でまた長話してしもた…じゃあ行ってくるな!」
シグナムがそう言うとはやては焦燥を顔に浮かべ足を急がせながらも笑顔で家を出る。
そんなはやてを見ているシグナム達もまた、笑みを顔にこぼしては彼女に「いってらっしゃい。」と口にし彼女の姿が見えなくなるまでその背中を見守るのだった。
「はやてちゃん…幸せそうでしたね…。」
「主の幸せは私達守護騎士達の幸せ…。
どうか主に災無きことを…。」
「そういえば…リインフォースを見かけなかったな…、主がご就寝なされている時もいつも主の側にいるのだが…一体どこへ…。」
「ぁ…。」
「まさかあいつ…。」
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