15

14/14
前へ
/201ページ
次へ
「そういえば水無月達に、招待状渡したのか?」 「うん…来てくれるって。涼雅は友達に渡した?」 「………」 すると秀哉が、 「受け取ってねぇぞ?涼雅?」 「…渡してないか?」 「しらばっくれんな!ほら、渡せよ?なぁ?」 豹変っぷりにドン引きな冬華。 「…コイツ、副総長だったんだよ。だから恐いぞ」 「なるほど…」 会社に来て、涼雅の色々な事が分かり苦笑いの冬華。 「なぁ、涼雅?いい加減に渡せや、おら!」 「チッ…分かったよ」 美紀と秀哉の分を渡した。 「冬華ちゃん、俺等も行くからね?」 「あ…はい」 なんだか面白い友達だと冬華は思った。 涼雅は知られたく無かったようだが… .
/201ページ

最初のコメントを投稿しよう!

752人が本棚に入れています
本棚に追加