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「だから、これからも二人で仲良く頑張って下さい。涼雅の隣には冬華ちゃんがお似合いです!」 冬華は笑いながら拍手した。 涼雅も、嬉しそうに笑った。 次は馨だ。 「冬華の友人の水無月馨です。冬華は美人なのに無自覚で、鈍くて…先生が好意持ってるのにも気づいてませんでした」 「確かにな…」 「涼雅…」 「見てるコッチは両想いなのに…と思ってました。でも、冬華は…先生と付き合ってから笑うことが増えました」 「…馨」 「だから、これから先…冬華を悲しませたら、私は絶対に先生を許しませんから!一発殴られる覚悟して下さい」 「馨…空手と柔道、黒帯だよ」 涼雅は驚きながらも、 「…悲しませるようなことしねぇよ」 と言った。 .
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