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スーツの上着から、紙を取り出した。 「電話番号。なんかあればかけろよ」 「はい…てか先生スーツ姿なんですね、いつも」 「真面目っぽく見せたいから当たり前。着いたぞ」 「あ…えと、ありがとうございました。じゃあ明日に」 冬華は車を降りると、すぐ家に入った。 先生の笑った顔も見れたし…よかったかな// この時、少しずつ涼雅に惹かれてるのを冬華は知らない… 「…ただいま」 「お帰り瑠威。早かったね?」 「今日は送っただけだから。てか姉さん、変なのにつきまとわれてるでしょ」 「え?」 「家の近くで、見覚えある男が居たから。元カレ?」 「まぁ…ストーカー。隆兄には内緒ね?」 「わかってるよ」 冬華は自分の部屋に戻って着替えた。 .
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