プロローグ

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「洋一は相変わらず足速いよね~」 弁当のソーセージを食べながら洋一に話掛ける。 「ん、まぁな」 洋一も自分の弁当を食べながら返事をする。 「コイツはあれッスよ、それしか特技無いスから」 「所で葵ちゃんも足速いよね」 「ちょっ!! 無視ッスか!?」 雷斗くんがつっかかって来た。 「俺、マジで傷つくんで…… 無視はホント止めて下さい!!」 「…………………………五月の蠅め」 「え!? ちょ、錬樹さん!?」 洋一も葵ちゃんも笑いをこらえていた。 また、雷斗くんと洋一のケンカになるんだろうなぁ。 そんな、昼休みを過ごした。
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