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ぽかぽかと暖かい春の日差しの中 見つけてくださいと言わんばかりにそれは光っていた 「あ、可愛い」 隣にいた愛子が先にそれを広いあげた 手のひらに入れてしまうと 先程までの光は失われてしまった それがステンドグラスの光を浴びて 光っていたのだと気付くまでに それほど時間はかからなかった 「ペアのお守りかな」 そうかもね、ここ恋のお守りとか有名だしね、 愛子はそう言う事にかけては誰より詳しい
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