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「えっ、いやあれは……」
裕也さんが、照れたような表情になる。
そんな様子に
「何、何っ!?」
と周りが乗り始める。
すると裕也さんは私の方を向いたかと思うと、スッと私を抱き上げた。
「うわ~。
お姫様抱っこ!!」
一気に周りが盛り上がる。
「あの日、裕也さんが足を痛めたユウコちゃんの為にお姫様抱っこで事務所まで来た時はびっくりしたね~」
上田さんのその言葉に、2人で顔を赤らめた。
あの日……。
裕也さんは、何があっても私を守る。
と言ってくれた。
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