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リストカット
初めてリストカットを考えたのは高校1年の時だった。
部活のレベルについていけなくなったし
部活の『集団行動』というものに、不適応行動を起こすようになった。
どこからか
死にたい
という言葉が頭に浮かんだ。
そうだ、私は死ねばいいのか。
そう思って、手首を切ることを考えた。
リストカット=自殺じゃないと思っていたが
手首を切ってみる。
また浅く傷が残るくらい。
全然深くは切れなかった。
私は大好きな高校のフルートパートの一個上の先輩に
「ごめんなさい。手首切っちゃいました。」
ってメールを送ってしまった。
もちろん その先輩は心配してくれた。
でもその心配は最初だけで、すぐに『またか』と思われ、私を避けるようになっていった。
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