6人が本棚に入れています
本棚に追加
実際に学校が始まってくると
中学でも高校でも部活が忙しく、さーちゃんとは なかなか会えなかった。
たまぁに電話して、夏休みや冬休みには 遊んで。
でも お互いの興味、関心があるのは、全く違う分野だった。
話しが合う方では なくなっていった。
さーちゃんは 私の他に別の友達をつくり
その子たちと悪さをしているような子だった。
一方私は、吹奏楽一筋だった。
だがしかし、さーちゃんには見せなかった心の闇が高校の後半から見え隠れするようになった。
いずれ さーちゃんに話すことになり
さーちゃんも同じような家庭環境で生きていることを知り
お互い辛い状況にあるんだということを
私が大学生になってから知る。
最初のコメントを投稿しよう!