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自然と涙は頬を伝っていました。
走り出すけどどこに向かっているのかわからない。
すると誰かにぶつかった。
「ごめ…なさぃ…」
トシ「紀沙?どうしたっ!?」
「とし…」
人目も気にせずトシの胸の中で大声で泣いた。
いつのまにか寝ていて夜になっていた。
トシ「起きたか…?」
「ごめんねトシ」
トシ「もうあいつのために泣くな…」
「もうね…?諦めることにしたよ。総司さんは私のこと好きじゃないから」
トシ「紀沙…」
「本当に大好きだった。私…幸せだったよ」
トシ「よく我慢した…」
次の日総司さんのとこへ行った。
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