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「全く話しにならん!協議は終わりじゃ!」
「……はぁ」
そう吐き捨てて荒々しく出ていくテンペランスを追い、毎度のこの空気に辟易しながらツルギも退室する。
「お子さまの相手は疲れるわね~」
そう言いながらも何故か虚しさを覚え、余計に苛立ちが募るチャイチャイに対し、アランはただ肩をすくめるだけだった。
そうして訪れた静寂の中で愛読書である月刊槍の、『この槍で恋人が出来ました!』という特集を読み耽っていたチャイチャイに、
「そろそろボクも退室させてもらうよ」
そう声をかけてアランは出ていった。
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