感動(?)の再会です、兄さんよ。

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ダンボールを上に持ち上げる バッ 「!」 自分で(!)って言うなよ、こっちが虚しくなってくるぜ。 私が声を掛ける前に兄が喋った。 「……何?」 何じゃないっ!! それはこっちの台詞じゃ せめての抵抗、秘技(質問返し!) 「兄さんこそ…なにしてるの?」 我ながら良い返しだ。 相手を刺激しないで相手の観察ができるっ!? あっ、自己満足はいい? そーですか! たっぷり考えた結果を語り出す兄 「……いや、満月の夜はこうしてないと俺の右腕が…」「いや、中二設定はいいから」 その歳で中二病はイタ過ぎますよ、兄さんよ。
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