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見回りの最中に藤倉さんとバッタリ出くわす。
「おや、藤倉さん、珈琲を持ってご主人の所ですか。?」
藤倉
「はい、今向っている所です。」
「そうですかぁ…、彼自身あんな出来事の後ですから、あまりそう言った話題には触れないようにしないといけませんね。」
藤倉
「はい、存じております。」
「そうですか、では俺はまだ見回りがあるんで失礼。」
とか言いながらもしっかり彼女の後を付いていってしまう、
あぁ悲しき惚れた性よ、
この屋敷の主人の部屋、暫らくは近寄らない様にと思っていたが……、仕方ないだろ惚れた女が主人とはいえ男と同じ部屋に居るんだから、
聞き耳を立て、中の会話を聴こうとする、元来耳や視力は良いので思いの外会話は聞こえた、そんな中
藤倉さんがとんでもない事を喋り始めた
藤倉
「私は哲平様の伽役も仰せつかっております。」
哲平
「うぇっ!?、だ、え、えっ!」
「…思考停止中…………」
(えええええええ)←心の声
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