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「気張ってくたさいよ、貴男の今後を左右する重大なイベントなんですからね。」
俺は会場内にて部屋の片隅に立っていた何か有ればすぐに駆け付けるように辺りに気を配る、気を配っているのは哲平様も同じだ、何か有ればそれは主催者の責任なんだから。
ふとみると藤倉さんと話をしていた、ついでに俺も話してみるか。
「哲平様、」
哲平
「沢村さん。」
「お疲れさまです、随分いい感じに仕上がってますね。」
哲平
「うん、その事何だけどさ、」
藤倉
「?」
「どうしました?」
哲平
「是で…良かったのかな」
藤倉
「…と、言われますと?」
「どうゆう事ですか、差し当たって問題は有りませんが?」
哲平
「いや…パーティーがさ、今回の大切なパーティーがこんな感じて良かったのかなってさ…」
藤倉
「私から見ても、特に問題は有るようには…」
「俺も同じですね。」
哲平
「そうだけど…なんてゆうか、普通じゃないかな、変わった趣向も無いしさ。」
藤倉
「哲平様、私は一心様のお付きのメイドとして数多くのパーティーに携わる機会が有りました、その私から見ても、今回のパーティーは十分だと思います。」
哲平
「そうかな、普通なんたけど。」
「普通は悪いことじゃないでしょう。」
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