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藤倉
「皆が馴れ親しんでるからこそ、普通と言われてる訳であって、決して悪い意味ではありません。」
「ましてや哲平様は今回初めて主催するわけですからね、そう行った意味からも今回のパーティー、俺は大成功だと思いますよ。」
哲平
「二人とも……」
「趣向を凝らすもいいでしょうが、まだ哲平様には早いでしょう。」
藤倉
「えぇ、それはこれから哲平様が社交界に深く知ってからでもよろしいかと」
藤倉
「おそらくは皆様方同じように考えておられるでしょう。」
哲平
「そうなの?」
「そうですよ、彼女自身パーティーを開く苦労は知ってるでしょうから。」
哲平
「そうだね。」
「私情に流されず、きちんと判断を下すことが出来る人でしょうから。」
主人がふと社交部メンバーの居る方を見る、誰一人不満げな人物は居ない、大丈夫だろう。
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