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†ライ†
「…で
俺を、ここに連れてき理由は…?」
ライは、老人にそう尋ねると…
†マスター†
「まぁ
ちょっと、まちたまえ…
レイナはいるか?」
†?†
「…はい」
突然目の前に、女が現れた…
†ライ†
「お、お前はっ⁉」
その女は、ライの剣を砕いた張本人だった…
†ライ†
「…俺を殺す為に、ここに連れてきたのか…」
ライは、老人を睨みつける…
†マスター†
「はっはは
確かに、そう思うのが普通か…
だが、違うぞ少年
我らは君にこのギルドに入って貰う為に、ここに呼んだんだ」
ライは、疑問に思い老人に尋ねる
†ライ†
「俺をギルドに…?」
†マスター†
「うむ
レイナには、君を探すように命じておったのだよ」
†ライ†
「彼女に…?
だが、俺の剣はこいつに砕かれたんだぞ」
†マスター†
「まぁ
その時は仕事中だったのでなぁ
状況反射でそうしたんだろう」
†ライ†
「…」
シルバーは、黙りこんでしまった…
†マスター†
「それでギルドの事、何だか…
入ってくれればレイナに剣を用意させよう」
老人はそう言い、ライを見る…
†ライ†
「…分かった
どっちにしろ剣を作る金もねぇんだ
ギルドに入ってやる…」
ライは、諦めたようにそう言った
†マスター†
「そうか
では、ギルド内の案内はレイナにさせよう
ゆっくりしておくれ」
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