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同時。
「・・・・・・・ということだ。今までに無い大戦争になるかもしれん。全員気を引き締めろ。」
風紀委員が話し合いをする生徒会室の向かいにある学習室に集まっていたのは、桂小太郎率いる桂組。彼らは新撰組に対抗し、自らを『攘夷志士』と名乗る。彼らもまた、例の殴り込みについて話をしていた。桂が話を終えると、隣にいた謎の生物、エリザベスが、ボードを桂に見せる。
【もしそいつらが来たら戦闘OK?】
「あぁ、最悪の場合はやむを得ん。全力でやっていいぞ。」
桂がそう言えば、やはりこちらも地響きのような奇声を上げる。
「解散だ。」
桂を先頭に全員が教室を出る。中の一人が桂の為にドアを開けると、同じタイミングで反対側のドアが開いた。
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