1. 近づく群れ

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「新撰組・・・。」 「桂・・・。」 桂と近藤が睨み合う。ゆっくりと顔が近づき、ぶつかるギリギリのところで近藤が口を開いた。 「今回の件は風紀委員が仕切る。手出しはせんでもらえるか?」 「フン、人数だけの能無しどもが意気がりおって・・・そちらが手をひいてもらおうか?今回の件は我々が片付ける。」 「何だとコノヤロー?」 土方が間に入り、桂の胸ぐらに掴みかかるが、その腕をエリザベスに止められる。 【桂さんに触るなカスが。】 「やめろエリザベス。」 「待てトシ。」 エリザベスと土方が離れると、近藤も桂から離れた。 「今は身内で暴れてる場合じゃない。・・・お前との決着はそれから・・・・」 近藤だいきなり黙るので慌て全員が近藤の視線の先を見ると・・・。  
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