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(愛side)
愛「亮っ!!」
何故か授業中寝ていた亮。
なのに何故か頭が良い。
なんでたろう?生れつきの才能ってやつかな?
亮「んー…っ。愛か。どうした?」
愛「放課後だよ!」
まだ眠たそうに目を擦りながら見上げてくる。カッコイイなぁ……
亮「先帰ってて良かったのに。待っててくれてサンキュー。」
よいしょ、と亮は席を立ち自分の鞄と愛が持ってた鞄を軽々と持ってくれた。
なんと力なんだ!?凄く重かったんですけど!??
亮「早くしろよ。」
愛「むぅ。待ってよ……」
既に廊下に出ていて急いで後を追った。
「きゃぁーー!!蓮様よぉ!」
「カッコイイ。」
「こっち向いてぇ!!」
などと悲鳴に似た声がたくさんしている。
蓮様って誰?様付けですか。
「ふぅ。ん……?君俺を見ても騒がないんだね。」
意味わかんない。
愛「自意識過剰ってやつですか?ていうか誰ですか?」
「きゃはは。俺は松木蓮。だって俺カッコイイって騒がれてるじゃん。」
この人が蓮って人か。
愛「ご苦労様です。貴方を見ても騒ぎませんけど。愛には貴方より何千倍とカッコイイ彼氏がいますから。」
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