左腕の呪い

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この世界はアースグロード そしてここは数多くの魔法使いが通う学校、スペルディア魔法学校 僕もこの学校に通っている 僕の名前は、闇藤 雅也(あんどう まさや) 僕の左腕は腐敗の状態なんだ。 悪魔に呪いをかけられたから…。 魔法使いは時に悪魔を使役しているけど、 僕の場合は「はぐれ」みたいな悪魔だったらしい。 その悪魔に左腕を喰われた。 …正式には、左腕の「力」を喰われた。 僕は右利きなのだが、なぜか左腕のほうが魔力が強かった。 悪魔は力を欲するから、子供のうちに喰おうと思ったのだろう。 おかげで実力の半分以上が出せないでいる。 ?「お~い!雅也~!」 男が一人、こっちに向かって走ってくる。 雅也「…達志?」 あいつは達志。 ここの魔法学校で唯一の友達というものだ。 友達といっても、こいつの物好きでなったようなものだ。 他の奴らなんて、呪いが怖いからと言う理由で近づいてこない。 呪いが移るからとか言うでまかせを誰かが言ったせいで、 ここを入学してから達志以外誰も近寄ってこない…。
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