左腕の呪い

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雅也「どうしたんだよ。お前、風使えるから使えばいいのに。」 達志「風が強すぎてお前を傷つけちゃうかもしんないだろ?」 雅也「勝手に言ってろ。で、何か用か?」 達志「お~そうだった!雅也、久遠先生がお呼びだぜ」 雅也「久遠先生が?」 達志「あぁ。魔法実践室で待ってるって」 僕は立ち上がり、久遠先生のいる場所へ向かった 魔法実践室のドアの窓を見ると一人の男性が立っていた。 年齢は30歳前後ぐらいで体型は痩せ型、顔はけっこう整っている 久遠先生だ。 すごく真剣な顔つきだけど、どうしたんだろう? 教室に入ると久遠先生は僕に気付き、表情が和らいだ。
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