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「友達と……生きた人間と接触する方法なら教えてやるぞ」
「えっ!? だ、誰っ!!」
こ、声だ。僕に語りかける声は聞こえるぞ!
「ど、どこにいるんだっ!」
その声の主は、どこにいるんだ!? 僕は自分の周囲をぐるっと見渡す。
「あ、なんだ、お前っ!」
声の主を発見! 長身痩躯で無精ヒゲの若い男が母さんの横に座っている……さ、侍だ!? チョンマゲ頭に着物、そして左側の腰に一本の日本刀をぶら下げている!
「お前はないだろっ! これでも拙者はユウジ殿の母方の七代前の先祖に当たる存在なんだ。そんなわけで偉大なるご先祖様として敬って欲しいもんだねぇ~」
「え、ご先祖様!?」
その侍は母方のご先祖様だって言う……っていうか、この人も僕と同じ幽霊のようだぞ!
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