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【イシュタルの冥界下り】
「姉さんに会って来ま~す。」
ある日、イシュタルはそう言って地下にある冥界へと足を運んだ。
姉である冥界の女王エレシュキガルに会う為に。
ところが──。
地上から冥界までには7つの門があるのだが、この7人の門番がエロかった。
「ここを通りたければ身に着けている物を一つ渡してもらおう。」
「え、身に着けてる物?何を渡せば良いの?」
「腰布!」
「はあ!?いきなり何言ってんの!?」
そんな要求、納得する訳がない。
「チッ、なら宝冠でいい…。」
という訳で、第1の門では宝冠を取られた。
そして第2の門。
「腰布くれ!」
「やるか!あんたには耳飾りよ!」
更に第3の門。
「腰ぬ」
「首飾りね。」
第4の門。
「腰」
「胸飾り!」
第5。
「こ」
「帯!」
第6。
「k」
「腕輪と足輪!」
言わせねぇよ、状態(笑)
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