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私はパーティーであった出来事を時任君に話した
『酷い話しだな、染みるぞ』と唇に消毒液を塗ってくれた
『お腹大丈夫か?腹けるなんてサイテーだ』
『そんな男好きになって付き合ってたんだよ…なんか自分に腹が立ったよ』
『須藤…こんな事でまた男に懲りるなよ?お前に合った男なんていくらでもいるんだからな』
『ありがとう、ホントに大丈夫だよ。私もさ、そろそろ恋愛活動でもしてみようかなって思ってるから』
『そうか、よかった。まあなんでも相談にのるからよ、言ってこい』
私は思わず時任君に抱き着いた
『やっぱり同級生はいいね、頼りになるし、話しも合うし!』
『こら、やめろよ。ガキみたいに』
私は笑いながらぎゅっと抱きしめた
時任君が帰り、私は化粧を落とし、脱いだワンピースを袋に入れた
お腹は赤くなっていて、ホントはずきずきしていた。湿布薬を貼って、私はベットに横になった
栗本さんが心配してると思いメールだけしておいた
【今夜は心配おかけしました。お腹、少し赤くなってるけど大丈夫です。ステキなパーティーだったのに台なしになりましたね、ホントにごめんなさい】
すぐに返信がきた
【須藤さんは悪くないです。それよりお腹大丈夫?切れた唇も心配です。今夜は眠れそうにありません、それはあなたのせいです】
【私何か怒らすことしましたか?】
【今日のワンピース…可愛すぎて…すごくステキでした。思わず抱きしめたくなりました】
私は身体が熱くなった
【からかわないで下さい】と返信して電源を切った
そんな事…言われなれないから、私はすごく動揺した
いまの私は優しくされるとダメになるようなきがした。鋼の心はまだ完全にピンク色にはなってないようだ
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