恋の予感と最悪な再会

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『ダメじゃないか、いくらお昼でも彼に近づいちゃ…!』 二人で料理を作りながら私は今日の出来事を話していた 『なんかね、ますますがっかりしたよ』 『奥さんとも上手くいってないみたい…』と栗本さんがポツンと言った 『そうなんだ…』 『だからさ…マヒル狙われてるのかも』と彼は笑う 料理をテーブルに並べて椅子に座った 『修二は料理上手だね、私全然ダメだから羨ましい』 『昔から得意だったから。さあ食べようか?いただきます』 『いただきます』 生春巻、グリーンカレー、サラダ…私が作ったのはサラダだけ 少しは料理勉強しないとヤバイかなぁ… 『ところで…最近あの同級生の人と会う?』 『会うよ、住んでるところが近所だし、行ってる居酒屋も同じ、コインランドリーも同じだから嫌でも顔合わすかな』と私は笑った 『そうなの?』 『彼もいろいろあってね、結婚ダメになったり、お母さんガンで手術して入院してたりさ…』 『同級生だからなんでも話せるんだね』 『そういう訳でもないけど…友達としてはいい奴だよ。ホントに』 『俺の知らない学生の頃のマヒルや、その居酒屋にいるマヒル知ってるなんて妬けるよ』と栗本さんは少し拗ねた顔をした 『じゃあ今度私のアパートに来る?それで居酒屋にいく?』 『いいの?』 『うん、問題なし』 『無理してない?』 『してないよ~いつかは招待しなきゃって思ってたんだから』 『今日はもう激しくなりそうだよ?いいよね?』 私は顔を真っ赤にした 彼が宣言したように、今日のセックスはすごかった!私は少し驚いた 『誰にも渡さないから…マヒルの事は』 時任君にヤキモチ妬いてくれたんだ…なんか嬉しかった
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