恋はやっぱりマシュマロ

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年末前に会社の忘年会や、関連の会社との忘年会続きで私はくたくただった 今年も実家には帰らず、大晦日を迎えた。午前中部屋を掃除して、コンビニに予約してたお節を取りにいった 実家には文句言われた。もう1年以上帰ってないから…帰ると結婚の話しでヤイヤイ言われるのも帰るのを拒否してる部分 今日は珍しくご飯も炊いてお昼は玉子焼きと食べた 少しのんびりしてると携帯が鳴った 『もしもし須藤?』 『どうしたの?時任君、今マンション?』 『いや、実家。この前はありがとうな!なかなか電話でお礼も言えなくて。須藤いなかったら凍死してたよ』 『私の事も助けてくれたじゃない。お互い様よ』 『須藤は実家か?』 『ううん、帰ってないの。アパートなんだ…明日は一人でお節食べる』 『なんだよ、帰ってきたらよかったのに。正月に同窓会あっただろ?』 『うん…あんまり行く気なくて、欠席で出してたんだ…』 『まあ気持ちもわかるけど…』 『三が日はごろごろしてるわよ』と私は笑った 『この前、酔っ払って俺何かしなかったか?』 『抱き着かれた!新しい彼女にしてくれるってさ』 『そんな事した?ごめん!』 『でもいろいろ褒めてくれたから許すよ。酔ってでも嬉しかった』 『年末お互い忙しかったから身体休めような』 『そうだね、時任君はまた飲み過ぎないでね』 『了解』 私は電話を切ると笑った。覚えてないんだ 彼らしいな…
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