2/14
前へ
/185ページ
次へ
ディーシャはシンに駆け寄った。 「シャワーはどうだった?」 タオルで頭を拭きながらシンは相変わらずの無表情で頷いた。 「スッキリした。」 シンの言葉にケンは苦笑いを浮かべる。 「スッキリしたんならもうちょっと表情緩くしようぜ?」 シンは鼻を鳴らしタオルを投げ捨てた。 その時、周りの空気が変わった。 シンもそれに気付き四人を見た。 四人ともジッとシンを見ている。 何かあったのか分からず黙っているとレイが黙ってシンを指差す。
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加