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「あの、シン君ならさっき男子たちと一緒に何処かに行きましたよ?」 それを聞いてディーシャが女子の肩を掴んだ。 「何処に行ったの!?」 「た、多分裏庭に・・・」 それを聞いて四人は走り出した。 嫌な予感がする。 その頃裏庭では複数の男子生徒がシンを囲んでいた。 「落ちこぼれは落ちこぼれらしく静かにしてればいいんだよ!」 シンの苛立ちも高まっていた。 「・・・」 「やれ!」 生徒たちが武器を構える。 それを見てシンの目は鋭くなった。
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