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「今の魔法は一体・・・」
「魔族の魔法だ。
トラウマを作っただけで命に別状はない。」
心なしか、シンの表情はスッキリとしている。
「あなたは・・・大丈夫?」
レイが心配そうに尋ねる。
シンはそんな彼女に少し笑い頭を撫でた。
他人から見ればその光景は間違いなく兄妹
生徒たちを片付けて気付くとすでに放課後になっていた。
レイたちは自宅通学なのでそれぞれの家に帰って行った。
「結局シンはジンなのかな?」
ケンは背伸びをしながら呟くとレイが強く頷いた。
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