13/14
前へ
/185ページ
次へ
「今の魔法は一体・・・」 「魔族の魔法だ。 トラウマを作っただけで命に別状はない。」 心なしか、シンの表情はスッキリとしている。 「あなたは・・・大丈夫?」 レイが心配そうに尋ねる。 シンはそんな彼女に少し笑い頭を撫でた。 他人から見ればその光景は間違いなく兄妹 生徒たちを片付けて気付くとすでに放課後になっていた。 レイたちは自宅通学なのでそれぞれの家に帰って行った。 「結局シンはジンなのかな?」 ケンは背伸びをしながら呟くとレイが強く頷いた。
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加