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「目標視認」
美香からの無線連絡が入って数分後
目標を確認した俺は、メンバーを停止させる
「こりゃひでぇ」
真樹は現場の状況を見てつぶやいた
辺りは、火の海
車やバイクが転倒し炎上
小さな子から老人までさまざまな死体
それらが、この惨劇の当事者であろう男を中心に散乱していた
中心にいる男は、30代半ばくらいで
全身に血を浴び、笑っていた
「戦闘準備」
俺は合図する
すると
真樹は、腰の辺りから少し長めのナイフを二本
彩香は、脇のホルスターから二丁の拳銃
光二は、先ほどから担いでいた長い袋から槍を
そして、俺は日本刀を鞘に納めたまま左手に持った
「じゃあ俺たちの初仕事と行きますか!」
俺の言葉に対し各々、返事をし歩を進める
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