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それから
米が帰ってきて
米
＜ﾀﾞｲｿﾝだ!!この世で初めてのﾀﾞｲｿﾝだ…＞
と言ってました。
けんじ
【掃除機やんけ!!
吸引力が衰えないってどんだけよ!!!】
と話
続けて米はそれまでの経緯を話始めた。
まず
部屋に入って
どうしました？
って聞いたら
＜一曲歌って上手かったらなんかしてあげる＞
って言われて
一曲歌ったそうです。
ちなみに
米の十八番
浜崎あゆみの｢Ｍ｣
女の曲なのに米が歌うと本当に綺麗に聴こえる。うまい!!!!
そして必ず
女ウケがいい!!
米は歌手を目指しているのでお客に歌ってと言われるのは慣れっこなのだ。
そして
米が歌い終わり
客の顔を見ると…
＜マジうますぎ!!＞
＜ちょっと横に座って!!あなたのマイクどうなの？＞
って言ってその後は…
けんじ【聞きたくない!!!!】
【１つだけ聞かせてくれ。
あのモンスターボール触ったんか!?】
米
＜いや、俺はコクーンになったから触ってない＞
けんじ
【よっしゃ!!!!!
まだ汚れてない!!!!】
【そんな中途半端やったらゴールしてもゴールした事にならんから!!】
【64マリオカートのワリオサーキットの最初の早道使って後はコース通りぐらいアマチャンって事ぜ!!】
米
＜わからんし!!＞
けんじ
【バカたれ。あれは戻らなきゃ意味がないんよ。】
【戻ってこそ、真のゴールと言えるんだ】
米は思った…。
こいつこそバカやんか。
米
＜じゃお前のゴールを見せてくれ!!＞
けんじ
【山本華◯にかけてやってやるぜ】
なんでドォーモ!?
と思いながら
米は無視した。
けんじは米に振り返る事なくフロントに歩き出した。
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